ご来院の皆様へ

【予約優先となりました】
新型コロナウイルス感染の広まりを考慮し、より安心した環境での治療を提供致したく予約優先での治療を始めました。電話もしくは来院時に次回のご予約を受付させていただきます。どうぞご利用ください。


お住まいの地域でのワクチン接種が進んでいますが、どうぞ接種が済んだ方は接種を受けていない方・受けない方・接種を持病等で受けられない方に
寄り添える優しく穏やかな心持ちで過ごして頂きたく存じます。


コロナ感染状況を冷静にとらえながら安全に治療を受けて頂ける様、院長・スタッフ共に注意深く感染予防対策を取ってまいります。
尚、本ホームページにて今後の休診状況を随時更新致しますので確認の上ご来院下さい。

 

【患者様へのお願い】

・治療の際、当院で用意するベッドシーツの上に敷くMy タオル(バスタオル)をぜひご持参下さい。

・ご来院の際には基本的な感染予防であるマスクの着用(不織布)をお願い致します。

・待合室での「密」を避ける為、お車でお越しの患者様には車内での待機をお願いする事もございます。まずはスタッフにお声かけ下さい。

患者様が安心して通院して頂ける環境を提供する為、【の症状がある】【36.5度以上の熱もしくはいつもより熱っぽい症状がある頻繁な県外へのお出かけや大人数で会食をした】等、治療をご遠慮頂く場合もございます。
どうぞありのままのご自身の状況をお伝え下さいます様、重ねてお願い申し上げます。
 
【初めての方へ】
・月~金  午前は11時迄 午後は18時迄にご来院下さい。
 急な場合もあると思いますので、まずはご連絡をお待ちしております。

 

3・4月の休診日のご案内

当ホームページにて逐次休診日の状況をお知らせ致しますのでご確認の上ご来院下さい

 

◆3月

5(日)12(日)・15(水/午前のみ)・18(土)・19(日)21(火/祝)26(日)

◆4月

2(日)9(日)・15(第3土)・16(日)23(日)29(土/祝)30(日)

 

毎月 第3土曜日は休診日です。

※3/15は院長都合により午前中休診、午後より診療いたします。


※各土曜日の治療は、午前9-11 午後2-4時までです。

 

 

当院の新型コロナウイルスを始めとした感染予防の取り組みについて

・当院では治療や手指の消毒を行う際、高濃度のアルコール消毒液(イソプロパノール消毒液70%)を使用しています。
・治療室は常に換気を行ない感染予防対策を行なっています。
・患者様お一人お一人の治療の際、手指のアルコール消毒を行い常に清潔を保つよう心がけています。
・患者様が使用した後のベッドは1回1回アルコール消毒を行い、お一人ずつディスポ・ベッドシーツを使用しています。
・患者様やスタッフが手を触れる所(待合室、トイレの取っ手、荷物かご、受付等)のこまめなアルコール消毒、お会計後スタッフは手指のアルコール消毒を行なっています。


ご挨拶

「東洋医学 でぐち鍼灸院」が、当地に平成2年4月に開業致しまして30余年となりました。
これもひとえに地域の皆様、患者様のご信頼とご支援の賜物と、心より感謝し御礼申し上げます。
これからも、スタッフ一同、質の高い治療を目指し研鑽を重ね、皆々様と共に成長する鍼灸院として日々楽しく、また真心を込めて治療を行ってまいります。

出口 多賀司

治療

良導絡とは

身体に(-)の弱電気(9V又は12V、24V)を通し、経絡上(良く電気の通る道)の皮膚電気抵抗を計り、自律神経(交感神経)の興奮状態を調べます。
測定により相対的な身体の抵抗バランスの変動検出を統計的に行い、身体の左右の自律神経バランスの健康状態を把握し治療方針を立て、病気、諸症状、未病の治療を行います。
病気の治療及び、身体に免疫力をつけ、未病予防が可能な治療と治療効果を測定できる方法です。
この測定では主に交感神経の電気抵抗値を測定します。

良導絡

自律神経について

自律神経には交感神経(がんばる神経)と副交感神経(癒やしの神経)があります。

交感神経とは

交感神経は、神経節として第1胸神経から第3腰神経又は第4腰神経の前根から出ています。
交感神経は身体の筋肉、汗腺、涙腺、気道、心筋、肺、肝臓、消化管(胃・十二指腸・小腸・大腸)に分布しています。
又、赤・白血球の調整も行い、生体の機能調整(ホメオタシス)の役割を担っています。

交感神経の役割は

1.環境変化に素早く対応する神経。
2.血管の収縮と拡張に基づき血流に作用(血圧・脈拍上昇)する神経。
3.皮膚発汗作用。
エクリン腺 : 体表全部、汗の発汗を促す作用。
アポクリン腺 : 腋窩・陰部などのごく一部に分布。
4.アドレナリン分泌作用(攻撃的ホルモン)。

四方山話

2022年夏。コロナウイルス感染予防対策と共に酷暑に伴う熱中症対策もしなければならない過酷な毎日が続きます。
今回は、下肢の痙攣(ケイレン)の予防・対策についてお話します。

夏場と冬場には下肢の痙攣(ケイレン)による痛みや激痛が突然起こる事があります。

【原因】
・昼間の仕事量の過多・運動量の過多・水分摂取量の減少・代謝量(Na,Ka,Mg等の電解質)の乱れ・体温と室温の急激な温度差により生じます。
【予防と対策】
・過度で急激な仕事・運動を極力避けること。又、充分な身体の休息・睡眠を摂ること。
・夏場は下肢の急冷により、筋肉の拘縮(コウシュク)が起こるので、発汗する分量の電解質(塩分等)をこまめに補給すること。
・痙攣(ケイレン)を起こした際、安静にして痙攣(ケイレン)がおさまるまで我慢(数十秒~1分間)で大体は緩解(カンカイ)しますが、中には痙攣(ケイレン)部位に筋膜の破裂が稀に起こるので注意が必要です。この時はバンテージかそれに準じた圧迫帯を巻いて安静にして、翌日専門医院を受診して下さい。何もせず放置すると、筋肉が筋膜より逸脱(ヘルニア)して元には戻りません。

◆薬について
・現象時(発症時)は漢方薬の芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)が効果的です。継続して服用することを勧めます。
◆鍼灸治療について
・鍼灸治療はテクニックにも因りますが、発症時に素早く対処出来ます。
痙攣(ケイレン)が起こっている筋繊維に直刺し硬結している深さまで刺入し、数分止め置き(置鍼)、筋肉が緩んだら抜鍼(バッシン)すれば痙攣(ケイレン)は暫く起こりません。
・鍼灸施術の予防経穴(ケイケツ)は、下肢・膝の外側下、腓骨(ヒコツ)頭直下の陽陵泉(ヨウリョウセン)という経穴(ケイケツ)があります。この穴(ツボ)を刺激すると効果的です。手で押さえても響きます。(効き目があります)
予防穴としては、大腿四頭筋では梁丘穴(リョウキュウケツ)/膝を曲げて膝蓋骨(シツガイコツ)上縁外側指2横指上)、ハムストリング(下肢後面の筋肉)サイド中央の陰門穴(インモンケツ)等が効果的です。