2020年10月

今回は、【自然界にある全てのものを5つの属性に分けたものが五行(ごぎょう)である】という東洋医学の考えに基づいて話をします。

◆五行(木火土金水)五官(臓)と五味(食べ物)について
五行の間には、正常な状態(五行のバランスがとれた状態)での関係性をあらわす【相手を生じる関係=相生(そうせい)】と【抑制する関係=相克(そうこく)】という状態があります。

◆東洋医学に於いて・・・
人間の臓腑には五臓六腑が有り【肝臓・胆嚢は木、心臓・小腸は火、脾(膵)臓・胃は土、肺臓・大腸は金、腎臓・膀胱は水】と配当され(分けられ)、それぞれ食べ物と季節に密接な関係があります。

・肝臓は木、春
肝は目に開孔する。目は肝を支配する。肝臓病は目の色に現れる。
肝臓-酸味が良い・・・相生関係/ゴマ・犬肉・ニラ・スモモ
肝病-辛みが良くない・・・相克関係/粟(あわ)・鶏肉・桃・ネギ
肝は木、辛みは金、金は木を克する。

・心臓は火、夏
心は舌に現れる。舌は心を支配する。心の病は舌の色に現れる。
心臓-苦みが良い・・・相生関係/らっきょ・羊肉・杏・麦・タマネギ
心病一鹹(塩辛い)味が良くない・・・相克関係/栗(くり)・豚肉・大豆・葉っぱ
心は火、鹹(塩辛)味は水、水は火を克する。

・脾(膵)臓は土、土用(夏の夏)各季節にもある。
脾は唇に現れる。唇は脾を支配する。脾病は唇の色に現れる。
脾臓(膵・胃)-甘みが良い・・・相生関係/牛肉・ナツメ・青菜・米
脾(胃・膵)病-酸味が良くない・・・相克関係/ゴマ・犬肉・ニラ・スモモ
脾は土、酸味は木、木は土を克する。

・肺臓は金、秋
肺は鼻に現れる。鼻は肺を支配する。肺病は鼻の色に現れる。
肺臓-辛みが良い・・・相生関係/粟(あわ)・鶏肉・ネギ・桃
肺病-苦みが良くない・・・相克関係/らっきょ・羊肉・杏・麦
肺は金、苦みは火、火は金を克する。

・腎臓は水、冬
腎は耳に現れる。耳(聴覚)は腎を支配する。腎臓病は耳の色に現れる。
腎臓ー鹹(塩辛い)味が良い・・・相生関係/栗(くり)・豚肉・大豆・葉っぱ
腎臓病-甘みが良くない・・・相克関係/牛肉・ナツメ・青菜・米
腎は水、甘みは土、土は水を克する。

◆東洋医学・鍼灸の6つの効用

1;鍼灸は病を未然に防ぐ。(未病対策)
鍼灸を定期的に受けることにより、身体が病気に成る前(未病)に防ぐ事が出来る。
2;鍼灸は若さを作る。(アンチエイジング)
鍼灸を定期的に受けることにより、毛細血管を活発化・再生させることにより、肉体・細胞を若返らせる事が出来る。
3;鍼灸は元気を作る。(活力向上
鍼灸を定期的に受けることにより、好酸性白血球(アレルギー性細胞)の生産を抑え、好中球(抗アレルギー性細胞)を活発化させ、健康な身体を保つ事が出来る。
4;鍼灸は綺麗を作る。(美容効果)
鍼灸はシミ・そばかす・肝斑等に対し新陳代謝(ターン・オーバー)を促し、美顔、小顔、頭皮の薄毛対策への効果に期待が出来る。
5;鍼灸は鮮度を保つ。(細胞活性化・新陳代謝)
鍼灸を長年定期的に受けることにより、中枢神経系および五臓六腑(経絡)に作用し、遺伝子のコピーを正常に働かせ細胞を蘇らせ、身体の鮮度を保つ事が出来る。
6;鍼灸は気持ち良く生きられる。(生き生き生活・健康増進)
鍼灸を続けることにより、自然治癒力の向上、免疫力(抵抗力)の向上、恒常性維持を図り健康で気持ち良く過ごす事が出来る。

2020年8月

2020年の夏、コロナウイルス感染予防対策と共に、酷暑に伴う熱中症対策もしなければならない過酷な毎日が続いています。
今回は下肢の痙攣(ケイレン)の予防・対策についてお話します。

夏場と冬場には下肢の痙攣(ケイレン)による痛みや激痛が突然起こる事があります。

【原因】
  ・昼間の仕事量の過多・運動量の過多・水分摂取量の減少・代謝量(Na,Ka,Mg等電解質)の乱れ・体温と室温の急激な温度差により生じます。

【予防と対策】
  ・過度で急激な仕事・運動を極力避けること。又、充分な身体の休息・睡眠を摂ること。
  ・夏場は下肢の急冷により、筋肉の拘縮(コウシュク)が起こるので、発汗する分量の電解質(塩分等)をこまめに補給すること。
  ・痙攣(ケイレン)を起こした際、安静にして痙攣(ケイレン)がおさまるまで我慢(数十秒~1分間)で大体は緩解(カンカイ)しますが、中には痙攣(ケイレン)部位の
   筋膜の破裂が稀に起こるので注意が必要です。この時はバンテージかそれに準じた圧迫帯で巻いて安静にして、翌日専門医院を受診してください。何もせず放置すると、筋肉が筋膜より逸脱(ヘルニア)してもとには戻りません。
   
  ◆薬について
  ・現象時(発症時)は漢方薬の芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)が効果的です。継続して服用することを勧めます。

  ◆鍼灸治療について
  ・鍼灸治療はテクニックにも因りますが、発症時にも素早く対処出来ます。
   痙攣(ケイレン)が起こっている筋繊維に直刺し硬結している深さまで刺入し、数分止め置き(置鍼)、筋肉が緩んだら抜鍼(バッシン)すれば、痙攣(ケイレン)は暫く起こりません。
  ・鍼灸施術の予防経穴(ケイケツ)は、下肢・膝の外側下、腓骨(ヒコツ)頭直下の陽陵泉(ヨウリョウセン)という経穴(ケイケツ)があります。この穴(ツボ)を刺激すると効果的です。
   手で押さえても響きます(効き目があります)。
   予防穴としては、大腿四頭筋では稜丘穴(キョウリョウケツ/膝を曲げて膝蓋骨(シツガイコツ)上縁外側指四横指上)、ハムストリング(下肢後面の筋肉)サイド中央の陰門穴(インモンケツ)等が効果的です。

2020年4月

客室乗務員の方が実践している感染予防対策をご紹介します。マスクや除菌スプレーが不足している状況下で実践する事は困難な情報ですが、私たちにも直ぐに実践出来たりヒントになる事もあるのではないでしょうか。


客室乗務員が訓練して習慣化したという対策を具体的に見てみましょう。


1.健康管理、運動、栄養のある食事、サプリ摂取に日頃務めている。

2.触れる物が清潔か常に考えている。ハンドジェルを携行して、乗客に触れた後、飲み物のボトルのフタを開ける前、ゴミ箱を触った後、顔に触れたい時には手洗いをする。手洗いの時間がない場合には手で顔を触れない。床に触れたり床に落ちた物を取ったりした場合も手洗い。手洗いの時間が取れないことが分かっている場合は厚めのティッシュを3枚重ねて使う。

3.乗客が自分の身体に触れようとしたら避けるクセがついている。後ずさりするか自分から手を伸ばして握手することで身体に触れられるのを90%は反射的に防止している。

4.手以外で物を触るようにする。可能な場合にはトイレのドア開閉にひざ、足、ひじ、尻を使う。便座にも尻を付けて座ったことがない。トイレの処置をする際には手袋着用。

5.不潔な物には絶対に触れない。床に落としたスプーン、フタ、ボトル、ティッシュなどの飲食関係の物は使わずにすぐ捨てる。機上で他人と同じボトルで飲み物を飲まない。

6.立ち話時には1メートル離れる。食事の際にはさらに距離を置く。喉の痛みを感じ始めたら、機上でうがいをして除菌スプレーを吹きかける。飛行機から降りる前に自分のカバンに除菌スプレーを吹きかける。帰宅したら入浴して十分な睡眠を取る。
引用元<外部リンク> : https://news.infoseek.co.jp/article/knuckles_20229/