大数の法則

東洋医学の治験効果は先人達の数多くの治験体験「大数の法則」により科学的に証明された医術

「大数の法則」は統計学の法則であります。

我々が日常行なっている鍼灸治療の効果は数千年の偶然の総体でありました。

しかしこの偶然の総体も、個々の治療結果が偶然であっても、それが何千年の試行錯誤の結果が良好であれば、全体として鍼灸における治療は正確な治療と成り得ます。

これらの事柄から、ある症状、病に対して鍼灸治療は効くということです。

東洋医学において、確かな証(診断)を掴み、症状・病気における治療経絡・経穴(つぼ)・漢方薬が「大数の法則」により割り出されれば、東洋医学における鍼灸治療・漢方薬がもう少しポピュラーに普及すると思います。

今後鍼灸大学、各研究機関で症例を集め「大数の法則」に当てはめれば、より科学的な治療方法として認められると私は確信いたします。