パニック障害

この発作は、安定した性格の人に、心理的要素なしに突然起こるといわれています。そして、この発作は一般的に機能的身体的疾患とも言われています。

しかし、実際に初めての発作時は、心労、過労、生活環境、社会環境、性格によるものが誘引となるものが多い思われます。

発症は、不安発作(精神不安症)と同じような発作(パニック発作)が特別な理由もなく、原因もなく、たとえば、睡眠中、人と話中、のんびりテレビなど見ている時突然起こる発作です。

症状は、突然の動悸と心拍数の上昇(1分間に100~130前後)と乱れ、息苦しさ、過呼吸、このまま死ぬんじゃないかという恐怖が典型的症状です。
他には、吐き気、めまい、冷や汗、手足のしびれ、舌の痺れ、いても立ってもいられない気が変になるような状態、又頭の中で同じ思いが繰り返されて思い出される等の症状がみられます。(本人談)

(※パニック障害が発現したときの対症法としては、この症状では絶対に死なないという強い気持ちを持ち、深呼吸を行ない体を動かすことにより、早く発作が治まります。鍼灸治療は神門穴、内関穴、ゲキ門穴に強刺激を加えると劇的に改善します。)